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1904(明治37)年、名古屋則武に創業された日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)は、日本初のディナー皿を開発し、数多くのディナーウェアを創作して、わが国の洋食器産業の礎を築いてきました。なかでも明治末から昭和初期にかけて製作された「オールドノリタケ」と呼ばれる輸出用陶磁器類は、アールヌーヴォー、アールデコといった美術様式を取り入れた華やかで美術的価値の高い作品として近年注目を集めています。
本展では、花瓶、鉢、食器類などの「オールドノリタケ」をはじめ、大正期から昭和期に製作されたディナーウェアなど約200件とともに、それらのもととなったデザイン画帖約40冊を展覧して、ノリタケチャイナの全貌をご紹介いたします。

巡回情報

そごう美術館
2007年6月2日(土)~7月17日(火)
宇都宮美術館
2007年9月17日(月)~11月12日(月)
長崎歴史文化博物館
2008年4月12日(土)~6月1日(日)
静岡・佐野美術館
2008年9月6日(土)~11月3日(月)
京都文化博物館
2009年1月6日(火)~3月15日(日)
名古屋ボストン美術館
2009年4月18日(土)~8月30日(日)

業務内容

広報物デザイン、図録編集・制作

会場写真