19世紀後半から20世紀初頭にかけて、世界中の芸術家たちが憧れの都パリに集まってきました。そしてキュビズム、エコール・ド・パリ、シュルレアリスムなど、さまざまな芸術の潮流が生まれたのです。
芸術家たちの交流を支え、創造の源となる刺激を与える場所となったのは“カフェ”でした。ピカソ、藤田嗣治、モディリアーニ、キスリングはじめエコール・ド・パリやシュルレアリスムの画家、文学者、実存主義で一世を風靡したサルトル、ボーヴォワールといった哲学者など、彼らはそこで議論を深め、独自の表現を確立していきました、そして、時代を超えて愛される名作を数多く残したのです。彼らに計り知れない影響を与えたカフェにはたくさんのドラマがありました。
本展では、その歴史と芸術家たちの交流を紹介する「ラ・ロトンド」「ル・ドーム」「ル・セレクト」「ラ・クーポール」「ブラッスリー・リップ」「カフェ・ド・フロール」「ドゥ・マゴ」の7軒は、時代を超えて今日も同じ場所、同じ名前でパリの街に存在しています。世界中からそのカフェを目指して多くの人がやって来ています。展覧会会場を出ると、きっとパリのカフェを訪れたくなることでしょう。

巡回情報

2008年4月24日(木)~5月6日(火)
会場:渋谷・東急本店 7階特設会場
主催:毎日新聞社

業務内容

展覧会企画、展示レイアウト・什器デザイン・制作、グラフィックパネルデザイン・制作

会場写真