040

ベルナール・ビュフェ(1928-1999)は、黒く鋭い輪郭線が特徴的な独自の作風により、若くして高い評価を得たフランスの画家です。多様な表現が次々に生まれた20世紀において、彼は、亡くなるまで一貫して、第二次世界大戦後の社会を映す具象的な作品を描き続けました。
本展は、世界一のビュフェ・コレクションを誇るベルナール・ビュフェ美術館(静岡県長泉市)が収蔵する2000点以上もの作品から、初期から晩年までの秀作を選りすぐって紹介するものです。生涯の伴侶である妻アナベルをモデルにした作品を通して二人の軌跡に焦点を当てるとともに、門外不出とされる1950年代の代表作「サーカス」の連作も展示します。

巡回情報

そごう美術館
2009年7月29日(水)~8月31日(月)
いわき市立美術館
2009年9月12日(土)~11月3日(火・祝)

業務内容

展覧会企画

会場写真